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餓鬼が笑う

劇場公開日:2022年12月24日

餓鬼が笑う

解説・あらすじ

骨董屋になることを夢見る青年が地獄めぐりに迷い込む姿を描いた幻想奇譚。

骨董屋になりたい大貫大は、四畳半のアパートに暮らしながら路上で古物を売って生活している。ある日、先輩商人の国男に誘われて山奥の競市場に参加した彼は、その帰り道に黄泉の国へと迷い込んでしまう。そこで大は、人間の膵臓を食らう異形の餓鬼や、黄泉と常世の関所を司る如意輪(にょいりん)の女らに遭遇。大はあの世とこの世を行き来しながら、自身の人生を生き直していく。

主人公・大を「デッドエンドの思い出」の田中俊介、大の運命の女性・佳奈を「まともじゃないのは君も一緒」の山谷花純が演じ、世界的ダンサーの田中泯が特別出演。「the believers ビリーバーズ」の平波亘が監督・脚本、古美術商の大江戸康が企画・原案・共同脚本を手がけた。

2021年製作/105分/PG12/日本
配給:ブライトホース・フィルム、コギトワークス
劇場公開日:2022年12月24日

スタッフ・キャスト

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映画レビュー

2.5 んーーんーー

2026年6月10日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

やり直すなら、片岡礼子さんと逃避行したいと思いました。

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不夜

4.5 やり直せるという希望

2026年2月14日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

エッセイ:『餓鬼が笑う』—人生のやり直しと直感の寓話

映画『餓鬼が笑う』(2022年)は、現実と幻想を交錯させながら、この世界の存在理由を描き出す作品だ。コロナ禍という、日常が一変した時期を背景に、誰もが抱える恐怖や孤独が物語の土壌になっている。その荒み具合を、作品は希望という光に置き換え、見る者に問いを投げかける。

主人公・大貫大の名前は、上から読んでも下から読んでも同じである。この象徴は、人生の堂々巡りや繰り返しを示唆している。「僕は何か大切なものを忘れている」という彼の言葉は、前世の記憶を持たずに生まれてきた魂の感覚でもあり、同時に、人が過去の失敗や痛みに縛られながら生きる姿を映す鏡でもある。

大の物語は、階段から落ちるような転落の連続だ。少年時代、父の事業失敗と自殺によって、彼は人生のすべてを父の所為にしてしまう。良い記憶は忘れ、悪い出来事だけを正しいと置き換える癖は、やがて彼を自己憐憫の渦に閉じ込める。人生の幸せを見ず、否定し、排斥してしまう。この癖こそが、彼を繰り返し同じステージに戻らせる原因となる。

物語は五部構成で展開する。

記憶を売る男

バッタの旅

受胎告知

夢の国へ

記憶喪失者の愛

各部は、人生のステージとして、大が同じ過ちを繰り返すことを示す。そして、彼の直感—「何か大切なものを忘れている」という感覚—は、繰り返される体験の証だ。大を導くクニオ、及川カナ、ボロアパートの大家の存在は、消された記憶と成長の鍵を握る。彼らとの関係性の中で、大は初めて、ステージをクリアするためのヒントを手にする。

クニオの「笑ってろ」という言葉は、この作品の核となる教訓である。人生における他者の行動や言葉に素直に反応することが、次の一歩を生む—それは予感や直感と同じくらい、人生を動かす原動力だ。ナースステーションにあった花、前回大がカナに贈った花は、直感や予感が既に未来を知らせていることを示す。人生の些細な兆しに目を向けること、それを拒まず受け入れることが、変化の始まりなのだ。

この物語の設定では、死も失敗も最終的な結末ではなく、やり直し可能なステージの一部に過ぎない。大は悩み、間違い、転落しながらも、他者との関わりと直感を通して、少しずつ前に進むことを学ぶ。監督はコロナ禍の恐怖を背景にしつつも、最後には希望を信じること、やり直す力を信じることを描きたかったのだろう。

『餓鬼が笑う』は、人生の堂々巡りと直感、他者との関係性を描く寓話である。満たされない渇望や過去の痛みに縛られながらも、希望と学び直しの可能性は常に存在する。映画はそれを静かに、しかし力強く示している。

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R41

3.0 赫い林檎と月とツキ

2023年6月15日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

難しい

ネタバレ! クリックして本文を読む
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共感した! 2件)
uz

5.0 半年待ってやっと鑑賞😎

2023年6月11日
iPhoneアプリから投稿

行ったり来たりのループ映画🎬最後、戸惑っていたあの頃の自分がそこに立っていた🥹

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共感した! 1件)
黄金虫